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｢恵ちゃん？社内のミスコン､１位だったんだって？｣
｢坂本さんに聞いたの？｣
｢一樹はさ､恵ちゃんが俺に心配かけないように黙ってることとか全部報告してくるからさ!!恵ちゃんの味方のつもりなんだよ!!｣
｢内緒ごとできないね（笑）｣
｢そっ!!だからモデルも､恵ちゃんがやりたいんならやればいいし､やりたくないならって思うけど!!恵ちゃんのやりたくない理由も､一樹にきいちゃったよ｡｣
｢でもなんか､強制的にやらされる雰囲気だったよ!!｣
｢困ったね｡俺だってさぁ､これ以上､ライバル増えたら困るんだけどなぁ…｡｣
｢私なんて､テレビ出たって､雑誌に載ったって､あの子誰？って言われるだけだと思うよ!!素人がしゃしゃり出てくるな～とか思われるのがオチだよ!!｣
｢だけど､普通じゃ出来ない経験だよ？若い時の良い思い出にはなると思うよ？｣
｢そう言われると､そうかもしれないけど､坂本さんにそう言えって言われたんじゃないの？（笑）｣
｢うﾞｰそれに近いことは叩き込まれたけど､俺も複雑なんだよ!!男って馬鹿だから（笑）｣
と､前のように､仲の良い２人に戻った 恵と仁った｡
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