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恵にとっても ヒロは自分とは 違う世界の人だと、あんな風に話をするまで思っていたが、何故だか、親近感を感じていた。
それからもヒロが 歌っている日は 女性ファンで 華やかに賑わっていた。
恵は 少し離れた場所に セイヤと足を止め ヒロの歌を聞いていた。
歌い終えた ヒロは必ず 恵とセイヤの所に足を向けていた。
その光景を良く思っていない ファンは沢山いた。
嫌がらせも沢山 受けた。だけど、恵とヒロは お互いを 大切に想い始めていることに 気が付いた。
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