第二章

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いつも通りの朝がきて。 いつも通りに時間がすぎていく。 眠い目を擦りながら一階にあるリビングで朝食をとる。 「未海~!今日はやく帰ってきてちょうだいね」 洗面所にいるお母さんの言葉に「うん」とだけ返して残りの朝食を食べ終える。 時間はいつもと変わらない。 後は身支度をして出るだけ。 お母さんがいる洗面所に向かい準備をする。 歯を磨き、顔を洗い、髪をおさげに結んで、最後にはメガネをつける。 何年か前までは度が入ってないものをつけていたものの、高校生になってからは昔より視力が落ちてしまったため、度があるものを使用するようになった。
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