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それからいっくんとは話しもしなくなり、お互いに避けていった。
そんな状況のまま卒業式を迎え、無事卒業した。
いっくんとは中学校も同じになるはずだったけど、私はそれを拒み、親にお願いをして少し遠い中学校に進学した。
毎朝、家を出るのは7時ちょい過ぎで、近くの中学校に通っているいっくんとは全く会わなくなった。
────忘れたい
その気持ちだけが強かった。
中学に入学してからは目も悪くないのにメガネをつけ、長くて癖のついたロングヘアーは2つにおさげで結んでいた。
────可愛くない
あの言葉が気にかかり、自分に自信を持つことが出来なくなっていた。
こんな私が校則を破る意味もなく、スカート丈は校則よりやや長め。
まるで田舎娘のようだ。
─────…
────
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