エゴイスト

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「・・・・・」 「どうしたの?」 「・・・これってあの・・あなたを抱いたりとかしたりするんですかね?」 失礼な質問だったかもしれない。 でも誓約書にサインする前に質問しないと。 「ふふっ、ふふ。誓約書の一つを増やすの忘れたわ。」 女はボールペンを持ち出して誓約書の余白になんか書いた。 「五、あたしには絶対手を出さないこと」 俺は安心してボールペンを握った。 ベッドにある百万が 俺のものに・・・ 俺はサインをして女に渡した。 「じゃあ洋服買いに行きましょう。淳司は運転できる?」 「は、はい。オ、オレはなんて呼べばいいですか?」 「そうね、お姉様にしようかしら。今回の小説はちょっとSっぽい女が主人公なの。」 俺はなんで選ばれたんだろう。Mっぽいのか? ガレージに連れて行かれた俺は度肝を抜かれた。 高級車が五台も!! 「どれか好きなの乗りなよ。」 「ああ、あー、左ハンドルはちょっと乗り慣れてなくて・・・」
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