第一章 強者どもが、夢の跡。

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『水底明妙の如く、勝利を誇れ。』 水に沈んだ、大切な文章を、潜って調べ、使うために、手間をかける。そして、そうして得た勝利に、誇りをかけ、慢ることなく、常に戦局を見定める。 つまり、勝利を誇りに変えて、恥ずかしから、負けない。というのは、一例に過ぎないが、負けてよいのは、ゲームだけである。世紀の一戦ともなれば、寧ろ、無心であることが、勝敗を左右するかもしれない。 『勝ちを誇り、自らを常に磨け。』 是が、塵のように積もった、戦国乱世よりの贈り物である。
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