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冷たく射抜くような瞳に、身体が固まる。
『アイツと仲いいのか』
『!…っ』
…それは、断定。
俺があの少年と何かがあったと。
俺には…
…否定も許されないの?
手首を壁に押し付けられて、噛みつくようなキスをされた。
荒々しく、優しさの欠片のない…
息苦しさに酸素を求めて口を開けるも、それごと奪い取るかのような…
…それでも
心のどこかで、
悲しいのに
沸き上がる喜びもあって…
足に力が入らない俺の身体を支えるように、腰に手を回して抱き抱える。
明らかに主張するものが足にあたると同時だった…
俺の首筋に噛みつき、シャツを引き裂いた。
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