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「蘭珠!」
「ふぎゅ!」
車が止まったと同時に開くドア。
と、同時に身体が浮いて疑問に思う前に息苦しくなった。
「大変だったわね!もう大丈夫だからね!あんな野蛮な輩がいっぱいいるとこなんてやめてうちにおいで!今すぐいらっしゃい!そうと決まったら今すぐ養子縁組を」
「てめー、俺の前でよくんなふざけた事ぬかすな。こら。誰がてめーにやるかよ。俺の大事な息子だ。さわんじゃねぇよ」
「うるさいわね。あんたよりかは常識人よ」
俺を挟んで言い合いをはじめる2人。
っていうか…
豊満なおっぱいが苦しいんですが…
「ぷはっ!」
「…何やってるんですか」
呆れたような声のろうちゃんに助け出されて、何とか息継ぎの練習ができてひと安心。
いや、洒落になんないよね。
おっぱいに埋もれて死ぬとか…
「よし、今すぐ表出ろや」
「馬鹿じゃないの、ここ外だし。さ、馬鹿は放っといて中に入りましょう。
蘭珠は一応精密検査させて貰うわよ」
父さんを足蹴に俺達を案内するこの美人でグラマラスな女性…
父さんの従姉妹の恵蘭さん。
…叔母さんっていったら角が生えたりする。
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