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CTやらレントゲンやら一通りの検査をさせられて…
はい。疲れました。
ほら、元々体力ないじゃん？バスケの時だって死にかけたしね。
恵蘭さんが院長室で休んでなさいって言ってくれて、ソファーに横になってるんだけどね？
｢何で膝枕？｣
｢……気にするな｣
｢ろうちゃん、そればっかりなんだけど｣
｢………ほら｣
凄くスルーされたような気がするけど、俺の口の中に葡萄味の飴をいれてからもう一つ飴を取り出して自分の口にいれた。
ろうちゃんの手にあった飴を見つめていたらしく…
｢…こっちの方がよかったか？｣
｢いや、ろうちゃんってイメージじゃなかったからつい…はぅ！｣
だから、痛いんだってば！
おでこを擦りながら若干汗の出てきた瞳で睨み付けてあげたら…実際は真上にあるろうちゃんを見上げただけなんだけどね？
何故か渋い顔をされました。
｢……ろうちゃん？｣
｢……｣
更に眉間にシワがよったのをみて、思わず…
｢………何してる｣
｢ゴロゴロ？…はぅ｣
喉をゴロゴロしたらまたﾃﾞｺﾋﾟﾝされた。
…うー！
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