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つか、何この寝て起きた後の態度の違いは。
來臥の心の中で何があった。
しかも後ろからすっぽり抱きしめられてるんだけど、何気に体格の差に落ち込むんだけど、何これ、苛め?
「小せーのは仕方ねぇだろ。気にするな」
…………。
いや、うん、もう何も思わないもん。
イケメンなんか滅びてしまえ!←
唸る俺の頭に顎をのせる俺様。
笑いを噛み殺してるんだろうけど、振動が伝わってるからね!
喉で笑ってるのバッチリ聞こえてるからね!
「…まだだるいか?」
「……………え?あー、うん、大丈夫」
ガサゴソと何やってるのかなーって思ってたら、球状のバスクリンを俺の前にいれた。
シュワシュワ弾けながら、青い色が広がるのを何気なく見ていたから…
反応が遅れた。しかも…
「そうか、指一本動かすのもだるいか」
「………」
バレてるし。
いや、まあ、その通りなんだけど…その原因を認めたくないっていうか。
「あれだけ喘いでたからな。まだ声掠れて…いて!」
まじふざけんな!
羞恥に全身真っ赤な俺は、肘打ちしたらもろ鳩尾に入っても謝らないからね!
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