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「おー。やっと出てきたか、蘭。俺に逢いたかったんだろ。よし、今日は自習にして俺とラブラブといこうかー」
「ぅぎゅ!」
いきなり後ろから羽交い締め…基、抱き締めてきた変態宮ちゃん先生。
……父さん、もう1人忘れてるよ。←遠い目
「どうした、そんなに俺を見つめて。そうかそうかそんなに嬉し… 「先生」 さ、出席をとるぞー!」
なっちゃんの低ーい声にさっと俺から離れた宮ちゃん先生に舌打ちするなっちゃんは…
俺の手を取って席に座らせた。
その際、クラスメートがさっと自分の席に座ったのはいうまでもない。
うん。黒い笑みのなっちゃんに逆らうべからずだよね。
「……ん……蘭…蘭?」
頭を撫でられて意識が浮上した。
顔をあげると呆れ顔のなっちゃんと、苦笑する愛結がいる。…ってあれ?
…俺、寝てた?
「うん、始まってすぐ?」
「宮ちゃん先生の声が子守唄とか不思議ー」
うん、まぢ不思議。
小さな欠伸をして身体をあげた俺は、視線を感じて瞳を向けると…
「!」
バチ!っと目があった爽やか君は、真っ赤になっていなくなったとか。
…失礼な
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