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◆side,RANJU◆
「なっちゃんも借りるの?」
「ついでだしな」
貸し出し窓口に本を置くと、後ろからなっちゃんが分厚い本を二冊も抱えていた。
…なっちゃん凄ーい←尊敬の眼差し
「部屋に一度荷物置いてから食堂に行くか?」
「あ、もうそんな時間?」
寮に戻り荷物を置いて、少し遅めの昼食をとりに食堂に向かう事にした。
食堂内は夏休み時期だからか人は少なく、窓際の席に座るとメニューと睨めっこする。
ちらっとなっちゃんを見上げると、言いたい事がわかるのか苦笑された。
「まぁ、今日は食べたいやつ頼め」
「やった!じゃあぷりんパフェ、ぴっ!なっちゃんは?」
「冷やしうどん」
流石に今日は暑く、なっちゃんも軽めみたい。
程なく運ばれてきたぷりんパフェを堪能ー!んー!冷たくておいちー!
「なぁ、蘭。来週うちに一緒に来ないか?」
「ぷにゅ?」
どこに?と、スプーンを加えたまま首を傾げたら口元を指で拭われそのままなめるから、近くにいたチワワちゃんが真っ赤になってるじゃん。
「ふっ、アイスついてる。寮で1人も暇だろ」
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