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…俺はいつも周りに護られ、支えられている。
それはとても有難い事だし、感謝だってしてるんだけど…
やっぱり…
俺が弱いから皆に迷惑をかけてしまうんだ。
「蘭珠様。誰も迷惑なんて思ってないですよ。その反対なんです。
貴方に何かしてあげたい。
貴方の笑った顔を見たいんですよ。
前より感情が顔に出るようになったって、翁蘭様も喜んでたんですからね?」
「おい、余計な事言うな」
「何照れてるんですか、昨夜だって蘭珠様の笑った隠し撮り写真みながらにやけていた人が」
「待て待て待て!何でそれ知って…ぁ」
「…親馬鹿通りこして変態じゃのぅ」
「貴方には言われたくないんですが…」
…という新たな発覚があったけどそんな話があってから、1週間が過ぎた。
結局…
その知り合いの人を父さんが気に入れば許可するとかしないとか。
という話に収まったらしく…
俺は近いうちに、正式に後継者として発表される事になってしまって…
盛大なパーティーを開くとかいうから、頼むから止めてほしい!と、父さんに訴えた。
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