偶像に備えられた肉

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Ⅰコリント8章7節~18節 しかし、この知識が誰にでもあるわけではありません。 ある人たちは、いままで偶像になじんできた習慣に捕らわれて、肉を食べる祭に、それが偶像に備えられた肉だということが念頭から去らず、良心が弱いために汚されるのです。 私たちを神のもとに導くのは食物ではありません。食べないからと言って何かを失うわけではなく、食べたからと言って何かを得るわけではありません。 ただ、あなたがたのこの自由な態度が、弱い人々を罪に誘うことにならないように、気をつけなさい。 知識を持っているあなたが偶像の神殿で食事の席に着いているのを、誰かが見ると、その人は弱いのに、その良心が強められて、偶像に供えられたものを食べるようにならないだろうか。そうなると、あなたの知識によって、弱い人が滅びてしまいます。 その(弱い)兄弟のためにもキリストは死んでくださったのです。 このようにあなたがたが、兄弟に対して罪を犯し、彼らの弱い良心を傷つけるのは、キリストに対し罪を犯すことなのです。 それだから、食物のことがわたしの兄弟を躓かせるくらいなら、兄弟を躓かせないために、私は今後決して肉を口にしません。
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