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・もしラゼルたんがヤンデレだったら
「チアヤ、一緒に寝ていいかしら?」
「うん?いいおー。おいでー。」
『えー…チー様、僕はヤなのー。』
「………あら、ラゼル。居たのね。そこだと邪魔よ。どきなさい。獣はベッドの下で十分だわ。」
『何とでも言えばいいの。だって、チー様がベッドに入れてくれたのー。チー様の寵愛を受けてるのは僕なの。』
「……図々しい獣ね…。チアヤの寵愛を受けるのはあたしだけで良いのよ。
(ええ、そうよ。チアヤはあたしだけを見れば良いのよ。他の生き物なんて必要ないわ。)」
『図々しいのはそっちなのー。チー様が居なかったら動く事すら出来ない癖になの。
(…そうだなの。最近開発した魔力封じの木でチー様を僕の森に閉じ込めてしまえばコハクも動かなくなるし、ずっと僕と一緒に居られるの。)』
「ふふ…ふふふふ…」
『クスクスクス……』
「………………。(何で私の周りにはヤンデレしか集まらないのかな?かな?)」←遠い目
・結論
病原体=チアヤ。
感染すればだんだんヤンデレ化していくという、恐ろしい病原体。
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