【妄想大会学園七不思議ノ巻】

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  ここは魔法学園国最大の学園、スレーベン総合魔法学園。 ありとあらゆる分野の魔法を教えるどころか、研究所までもが学園内にあるとてもとても大きな学園です。 そんな大きな学園で今、不思議な出来事が起こっています。 「"微妙な置き土産!? 消える昼食!しょうもない置き土産へと変わる現象! 昨日午後12時半頃、R先生の昼食が少し目を離した隙に全て消える事件が発生。 昼食があった場所には、朝昼晩で計6錠飲めば完治するという胃薬が1錠だけ残されていたという。 R先生は「まあ、最近はちゃめちゃな相方のせいで胃が痛かったきなぁ…でも1錠じゃぁ、どうにもならんやん。」と微妙な表情でコメントをくれた。 また、同様の事件が最近相次いでいる。 課題の解答をしりたかったM君の昼食は、 どの問題の解答か不明な解答が1問だけ書かれた紙へと変わり、ケット・シー大好きなC君の昼食は猫缶の割引券へと変わっていた。 微妙に欲求が叶っているので、被害者達も怒るに怒れないらしい。 この事件について学園長は「学園設立時からたまに起こる七不思議の1つです。 油断しなければ昼食が消えることもないですし、害はありません。」とコメント。 私達が平和に昼食をとれる日は来るのだろうか。"」  
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