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迷惑な程職人気質でもある家主に苦笑する。
「…悪かったな…ちゃんと仕事をしていたのに…咎めてしまって…」
「だからといってこの散らかし様は無いですけど。」
「うう…ごめんなさいなのー…」
「えーっと…ごめんね?」
「で、でも…今日の夕飯はチー姉様とラゼルさんの好物にしてあげます。
お、お仕事を頑張っていたご褒美ですからね!」
「…ああ…我輩も何か…デザートを作ってやろう…」
「まじでかっ!!??ヤッフー!!!2人共愛してゆー!!」
「えぇ!?ち、チー様!僕は?僕はー?」
「もちろん愛してゆ!!my partner!!」
ガバッ
抱き合う女子コンビに再び苦笑した男子コンビは、とびっきりの夕飯を作るべく、それぞれエプロンを手にしたのであった。
「夕飯が出来るまでにリビングを片付けておいて下さいね。」
という、注意を忘れずに。
それはとあるマンションのとある一日だった。
おまけ。
「……そういえば…チアヤ達はさっき…何の衣装を作っていたんだ…?」
「あれはねー、クラブイベントで初お披露目する用の衣装だお!」
「クラブ…?ああ、アヤキさんが主催するレイヤーによるレイヤーの為のクラブでしたっけ。」
「僕がメロ○ナで、チー様がア○リなのー♪」
「あとアヤキたそにリリ○ルのなの○、スタッフのコハクたんにま○☆マギのほ○ら、DJのウェルきゅんにLam○ntの○イ衣装を着せる予定!」
「……チー姉様。」
「…………まだ作る気なんだな……」
「はっ!?うっかりぽろり!!」
End。
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