二人の距離

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「俊、何!?」 「なんで起こしてくれなかったんだよ」 「ちゃんと起こしに行ったよ、だけど俊がまた寝ちゃったんだもん」 俊??あれなんか聞いたことあるような… それよりこれ止めた方がいいよね!? 「だからって先にいくなよな」 「だって俊を待ってたら私が遅刻しそうなんだもん」 『えっと澪??遅刻しちゃうよ』 「あぁーそうだった俊じゃあね」 周りが見惚れるくらい綺麗に笑うものだから俊っていう人も同様にみんな澪にノックダウンしてしまっていた うーん…俊ってどこで聞いたんだろう?? 『ねぇー澪』 「何??」 『さっきの俊って人さぁー』 「うん俊がどうしたの?? はぁっまさか俊のことが…」 『いやいや澪が思っているようなことじゃなくて』 「うん??」 澪は訳が分からないという顔を私に向けていた
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