プロローグ

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角から急にでてきた女性とぶつかってしまう。 「きゃっ!。」 女性は耐えきれず、 その場に倒れてしまった。。 「すみません、 大丈夫ですか?。」 俺は咄嗟にそう言い手を差し出す。 「はい・・・・、 なんとか。」 彼女は差し出された俺の手を取りつつそう言う。 「本当にすみません。 俺が不注意でした。」 「いえ、 こちらも前を見ていなかったのがいけないので・・・」 立ち上がった彼女は、 俯き俺を見ないようにしていた。 俺がその時感じた印象は、 ちょっと暗い性格の娘なのかなというものだった。
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