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それは3月も半ばに差し迫ったある日だった。
現在、 俺はPMC[民間軍事会社]に雇われ、 傭兵をしていた。
それなりに実戦にも参加し功績も挙げてきた。
そんな俺が突然社長に呼び出されたのは射撃の練習をしていた時だった。
呼び出された理由もわからないまま、 社長室と英語でかかれている部屋の前に立ちノックをした
「入りたまえ。」
いつにもなく渋味を増したその声に、 少しだけ緊張しつつ扉を開けた。
「やぁ義之、 待ってたよ」
ニッコリと笑うこの見た目がダンディーなおっさん、 リントンはコーヒーを飲みながら俺に空いているソファーに座るよう促してきた。
俺は遠慮もせずに漫画ならドカッと、 書かれるであろう座り方をする。
「話とはなんですかリントン?。 できれば今すぐに訓練に戻りたいのだが・・・・」
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