プロローグ

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しかし俺もこの会社で精強とうたわれる傭兵。抵抗を見せた。 俺は後ろから運転手に襲いかかった。 だが記憶がそこで途絶えた。 一緒に車に乗ったジョニーに気絶させられたのだった。 「これで兄弟ともお別れか・・・・。もっといい別れかたをしたかったぜ・・・・戦友。」 ジョニーは一人ポツリとそう言って運転手に出してくれと言った。 空港につき先ほどと同じように義之をみんなで担ぎ上げ運んだ。 その光景は異様だった。 軍服に身を纏った屈強な男達が人を担ぎ上げて運ぶその姿はかなり人の目をひいた。 飛行機に乗りまだ気絶している義之を逃げ出さないよう縛りみんなで別れを告げた。 「義之ぃぃぃ~!! 俺達は悲しいぞぉぉぉ~!!」 「おいお前ら涙は見せんじゃねぇ!! 笑って見送るんだ!!。」 「おう!!。」 義之の膝に手紙を置きジョニー達は飛行機を出た。 そして飛行機の離陸が始まるのを男達は叫んだ。 「義之ぃぃぃ~!! 俺達はずっと仲間だぞぉぉぉ!!」と。 俺が目を覚ましたころには既に日本上空だった。 「畜生!!!。」
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