プロローグ

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とりあえず手紙を取って内容を確認した。 義之へ。 君がこれを読んでいるならきっとそこはもう空港のロビーの椅子なのでしょうね。 「・・・・なんでこんなにピンポイントなんだか。」 君は明日から日南田高校に通ってもらう。 これから指定する場所に向かい明日からの新生活に備えよ。 以上!。 P.S金銭面はこちらで負担するから何も心配しないように。 青春を謳歌したまえ。 なにが青春を謳歌したまえだ・・・・・・ そんな不満を漏らさずにはいられなかった 「・・・・・まっまぁとりあえずその場所に行ってみるか。」 俺は読んだ紙をポケットにがさつに突っ込み歩き始めた。 俺は立ち上がり空港からでた。 外は春先の風が吹き、 とても心地よかった。
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