01..受難の日々、幕開け再び。

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ちゅうって。 会長が"ちゅう"って。 ・・・うわっ、無理!痒い! 「あはははっ!はっ・・ぷくくっ・・腹・・いて・・・」 「ちょっ・・!失礼過ぎません!?何よ自分で聞いておいて!!」 「いやいやいやいや!アンタ"ちゅう"って柄じゃないだろ!普段キスだの口づけだのさっくり言ってるくせに!」 「な゙っ!だってっ・・ちがっ!ついよ!つい!笑うのやめて頂戴!!」 「あーっ無理無理ツボった!ぶっ!あはははっ!」 「~~~~~~~っ!!!これだけ辱めておいて結局しないなんて最低よ響の悪魔!鬼!変態!悪趣味!!!」 「アンタに言われたくねーっ!あはは!」 「~~~~~~~っ!!!!何よ馬鹿ぁぁあっ!」 悪い、もう空気どーでもいい。 初っ端だけと気にしない。 会長の、キャラに相反する台詞がドツボにハマった俺に、 流石に痺れを切らしたのか会長が膝に座ったままそっぽを向く。 「もー結構ですわ!降ろしてくださいまし!!」 「ははっ、なんで?」 「~~~っ怒ったのよ!離してっ!」 「"ちゅう"は?・・ぶふっ・・・」 「~~~~っ!!響なんかとしたくありませんっ!!」 あ、本気で機嫌損ねた。 やり過ぎたか? や、素で痒かったもんで。 けど流石にからかいすぎたな。 .image=396045440.jpg
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