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「すまん芹沢。一応止めはしたんだが・・・まぁこれも一興かなと・・。」
「要は他人事だからどーでもいいってことだろが。」
ポーカーフェイスで一人落ち着いているのは、
高遠 美優(タカトオ ミユウ)。
コイツも会長と同じクラス。
そんでもう一人の生徒会副会長。
基本は無口・無表情・無反応。
整った顔立ちには不似合いな口調。
そして実は男。
・・
アレもついてるれっきとした男。
なんやかんやで女のフリをしているが、それを知っているのはももしろと俺と、何故か那智。
ここもめんどくせぇから前作(以下略)。
「しかし、よくもまぁ飽きずに飛鳥をイジメられるものだな。」
「楽しいすけどね。」
「・・・鬼畜。」
―ボソ・・
「うっせムッツリ。」
「なっ!?」
比較的まともなだけあって特別俺を苛立たせることはないが、変なところで爆発物を投げ込むので要注意。
「あ、モモ。はいビデオ。」
「ありがとーっ♪」
「おいコラ、なんだそれ!!」
「モモは写真担当だったからぁ、みゅうチャンには録画頼んだんだ♪」
「はぁ!?」
「うん、バッチリ撮れてる~!♪」
「そうか、なら良かった。」
「いやいや!良くねぇだろ!!」
くそっ!
自分も会長に惚れてるくせに平然と犯罪犯しやがって!!
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