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――――――・・・大嫌いな陽の光りが窓から俺を覗き込む。
苛立ちが無意識に舌打ちになる。
眉をしかめて右腕を顔にかぶせ、頭が朝を認識してから30秒程動かずベッドに横たわったまま・・・
ついポツリと呟いた。
「・・・・・・やっぱ夢じゃねーよなぁ・・・。」
・・・俺の日常がフィクションだったらいいのに・・・
そんな意味が含まれた、朝に似つかわしくない呟き。
その台詞から俺の一日は始まる。
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