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「はいっ」 長門はシャッキリと背筋を伸ばした。 因幡は席を立ち、伸びをする。 そして胸ポケットから財布を出すと、お札を数枚長門に渡す。 「これでクリスマスらしい夜食を買ってきてくれないか?」 みんなの分な、と言うと長門は元気よく礼を言い駆けていった。 ありがとうございますっの声が未だにエコーしている。
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