優しい夢

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[陽杜目線] その夢は突然、雪と共にやって来た。 もう二度と逢えないはずの僕の双子の兄。 ーーー高柳唯杜。 彼は僕を見つけると、笑顔になった。 「陽杜、久しぶりだね」 『唯杜……』 目の前に唯杜が居ることが信じられなくて。 伝えたい言葉は沢山あったはずなのに。 僕は茫然と唯杜を見つめていた。
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