優しい夢

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『唯杜こそ。 そんな風に笑う姿、初めて見たよ』 つられて笑う。 こんなにも穏やかな気持ちで笑うのは久しぶりだった。 だからこそ今、目の前に唯杜が居ることが、ようやく実感出来た気がする。 「陽杜。真妃銘と居られて、幸せ?」 『え?!』 急に真面目な口調で話題を変える唯杜に、驚く。
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