始まり

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今までの何気ない現実が もう失われたのを痛感した その後は何もなく三時間が すぎて交代した がしばらく俊哉は眠りにつくことができなかった 目をつぶるたびに さっきの悪夢のような現実が 鮮明に蘇ってくるからだ しかし結局睡魔には逆らえず 眠りについた 慶輔『おい 起きろよ、もう朝だぞ』 俊哉『うん~?おはよ、もしかして俺ずっと寝てた?』 慶輔『そうだよ!結局朝まで俺見張りしてた』 俊哉『わりー、詫びに俺が朝飯作るよ』 じつは家庭科はいつも成績5だったので料理の自信はあった 慶輔『当たり前だよ』 ちょっとふてくされていた
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