何故現実を見ない

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生まれながらであろう茶髪に、少し乱した制服。 それであって、頭の良さそうな真っ直ぐな瞳。 琉愛の部屋から覗いてた私は、一気に彼女と同じ性質になりかけるところだった。 「あ…、こんにちは。」 相手が軽く頭を下げたので、こちらも同じことをする。 「龍~、お弁当美味しかったよ~」 弁当ぐらい自分で作れよ…!
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