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「あっ起きたの」
横から女の子の声がするナツタは横をみるとそこにはツインテール女の子が座っていた。
「あのここはどこ?」
ナツタは女の子に聞いた。
「私達の家だけど、大丈夫?」
女の子はナツタを心配しているようだった。
「私達の家かぁ…えっ達ってなに?」
ナツタはかなり動揺している。
「?、ナツタもしかしてなにも思いだせないの?」
「えっなにもってなにが?…俺は…電車に…!」
ナツタはハッとして続けて言った。
「そぅだよ!俺は電車にひかれたんだよ!」
「別にそれはどうでも、いいの」
女の子は呆れながら続ける。
「ナツタは電車にひかれる前に声を聞いたわよね?」
「うん…なんかどこかで聞いたことあるような、ないような声だった」
「その声の持ち主によってナツタは別の次元にとばされたの」
「どゆこと?」
「だから今この世界にナツタの存在を知ってる人は私しかいないの」
「はっ?」
ナツタはまったく女の子の言ってることが理解できなかった。
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