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「大変です!コウタ様!!」 「またユウリ様の脱走か?」 「よくお分かりで!」 若い兵士が(と言っても自分より4,5歳上なのだが)部屋に飛び込んできた。 その兵士はユウリ様の部屋の警護をしている者で、いつのまにか部屋の中から物音がしなくなったことに不信感を抱いたのか、扉を開けて確認してみたところ、いるはずのユウリ様がいなかったというわけ。
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