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最初のころはそれはもう大騒ぎ。 C.C.の兵士、警備隊総出で捜索活動にあたったが、すぐには見つからず。結局、数時間後にユウリ様の部屋の窓の近くの大木の上ですやすやと寝ている張本人を発見。怪我がなくて良かったという思いと共に、ユウリ様にはきつく説教をしておいた。(本人は不機嫌そうだったが) 説教の効果も三日で終わり、また脱走する日々が続いた。 大体行くところは決まっているので、警備隊隊長のヒカルにはユウリ様を見つけたら、とっ捕まえて俺のところへ引き渡すように伝えてある。…はずだが、まだ一回もきていない。 …まったく、おてんばな王子s…いやお姫様だな。
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