312人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
初等部B組。
なぁ、あの転入生棗さんのアリス無にしたそうだぞ。
えっ…嘘??
スミレ:「バカね、そんな訳ないでしょ、ただの噂よ、うわさ」
そうかな??
そんな話をしていると、扉が開いた。
鳴海:「さぁさぁ皆、席について授業始めるよ」
蛍:「先生、蜜柑がまだ帰って来ないんですけど…」
鳴海:「蜜柑ちゃんなら大丈夫、棗君と一緒だから」
流架:「棗??」
蛍:……これは何かあるわね。
そんな疑問が浮かんだ時、また扉が開き、蜜柑と棗が入ってきた。
蛍:「蜜柑……」
流架:「棗……」
2人は席を立つと、蛍は蜜柑の元に、流架は棗の元に駆け寄った。
棗:「大丈夫だ、流架」
蜜柑:「蛍……」
蛍:「蜜柑、あんたその色々付けてるの何??」
蜜柑:「エヘヘ、可愛いやろー、先生に貰って棗に付けて貰ったんや」
蛍:……この子鈍いわね
一方の棗は、蜜柑の姿をじっと見つめていた。
最初のコメントを投稿しよう!