ホテル事件簿「ソムリエは見た!!」

クリスマス

な、な、なんと、やって来たのは、我が娘! とその彼氏!

お前ら、何で? わざわざ?

父が勤めるホテルに来る?
他にもレストランなら沢山あるだろ?

しかも、マネージャーテーブルに座ってる。
(レストランマネージャーか、シェフソムリエの顧客しか、案内できないＶＩＰ席）

なんで、その席?

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「これ、お嬢様から頂きました。」とキャッシャーのＵ子りん

「父がいつも、お世話になってます」と差し出したクッキー?の詰め合わせ。

と、マネージャーがテーブルチェンジしたらしい。

なにか、やらかしやしないかと、こっちがそわそわしてきました。

二十歳でその席に座ったのは、お前の他は世界的デザイナー〇ハナエの孫娘ぐらいしか記憶にないぞ!

そんなこんなで、頭がクラクラしてると･･････

中堅ソムリエの祐輔が「へぇ、ノンちゃん大きくなりましたね。 俺、オーダー行っていいですか?」と言ってきた。

まだ頭が混乱してたので、「よろしく」と私。