エルフの集落と迷子の仔猫

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俺は木の枝から飛び降りると懐からグロックを取り出すと音がする方へ構える。 (五匹だから何とかなるかな?) 無理して倒す必要もない。ただ、追い払えばいいから。 ??「グルァァァーーーー!!!」 灰色をした狼が叫びながら襲い掛かってきた! ダァン! ダァン! 慌てて撃ったので狙いが少し逸れる。でもなんとか一匹仕留めた。 (もう少し練習しないと駄目だな。) そう考えながらも他の狼に狙いを合わせる。 残りの狼たちは唸りながらも襲い掛かろうとした。 (甘いっ!) ダァン! ダァン! ダァン! 三発撃って何とか二匹仕留める。 狼「グルルルル…」 ダッ! 残りの二匹は怯えて逃げてくれた。 注意深く辺りを見回して狼の気配と魔力が無いのを確かめるとゆっくり銃を下ろしセーフティーをかける。 (フゥ…。なんとか追い払えたか…。)
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