エルフの集落と迷子の仔猫

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薫「安心して?もう大丈夫だからね。」 ジャンプしてアイリのいる枝に飛び乗ると笑いながら話しかけてあげる。 アイリ「すごい!すごーい!お兄ちゃんそれ何の魔法?」 アイリははしゃぎながら俺に話してきた。 うわぁ、凄い目がキラキラしてる…。 薫「んーと、これはね…。」 さて、どうやって誤魔化そうか考えていると誰かが近寄って来た。 エルフB「おーい、凄い音がしたけど誰かいるのかー。」 そう、魔法を使わず銃を使ったのは大きな音がすれば誰かが来ると思ったからだ。 薫「はい。子供は無事に保護しましたー!」 大人のエルフに大声で答えると三人こちらに走って来た。 エルフA「おいっ!その子をこちらに渡して貰おうか!」 信用ないなぁ…。 薫「はい。今そちらに行きますよ。」 俺はアイリを抱えると枝から飛び降りた。
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