エルフの集落と迷子の仔猫

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エルフD「おいっ!早くその子を離せ!」 俺は抱えていたアイリを降ろすとアイリは怒鳴っていた大人に走っていく。 アイリ「お父さーん!」 エルフD「アイリ!あの変なのに何かされなかったか?」 どうやらあの人はアイリの父親らしい。 俺はロリコンじゃねぇ。 アイリ「あのお兄ちゃんが見たこと無い魔法で助けてくれたのっ!」 エルフB「本当か?」 アイリ「うんっ!」 まだ疑う様に見る大人たちとニコニコしながら答えるアイリ。 薫「はい。あなたたちの長からも頼まれましたので。」 エルフA「わかった。半分は信用してやる。」 半分かよ…。 エルフD「集落まで連れていくが大人しくしてもらえるか?」 どこからともなく縄を取り出すエルフの大人たち。 長に聞く迄捕らえるつもりらしい。 薫「はぁ、わかりました。大人しく捕まります。」 こうして俺はため息をつきながら縛られるのだった…。
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