エルフの集落と迷子の仔猫

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こうして捕まったままの俺は縛られたまま集落に連れて行かれた。(ちなみに俺が殺した狼は他のエルフの大人が運んでいる) 集落の入り口にはカイルの母親とライルさんが待ってていた。 アイリ「おかあさーん!」 母親「アイリー!」 どうやらアイリとカイルは姉弟みたいだ。 母親「あれほど遠くに行っちゃ駄目って言ったでしょう!」 アイリ「ごめんなさーい」 叱る母親と泣くアイリ。 よかったと思い一息ついているとライルさんが話しかけてきた。 ライル「どうして君は縛られるんだい?」 俺は今までの経緯を話した。 するとライルさんは真っ赤な顔で、 ライル「お前らはカイルとアイリの恩人にこんな仕打ちをするのか!!ましてや俺が彼にアイリを探すのを頼んだんだぞ!!彼はこの集落の恩人だ!それを縄で縛るなんてあまりに酷いではないか!!!」 凄い剣幕で怒り出した。 すげぇ恐ぇ。
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