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カイル「おにいーちゃーん!」
アイリの頭を撫でている俺にカイルが突っ込んで来た。
受けとめようとしたが余りの勢いの為に二人して倒れる。
カイル「お兄ちゃん大丈夫?」
薫「あ、あぁ。大丈夫だよ。」
怒るに怒れないので苦笑する俺。
そこにカイルとアイリの両親がやって来た。
母親「さっきは酷い事言ってごめんなさいね。二人を助けてくれてありがとうございます。とても感謝しています。」
父親「二人の恩人を縛って本当に申し訳ない。君の話をちゃんと聞いていればよかった。」
二人の両親は俺に深く頭を下げた。
薫「止めて下さい。俺が好きでやった事ですから。」
俺はカイルとアイリの頭を撫でてこう言った。
薫「よかったな、二人とも。」
カイル&アイリ「うんっ!」
こうして迷子の仔猫騒動は終わったのだった。
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