エルフの長と語る俺

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ライル「そんな事があったとは…」 話し終わるとライルさんはため息をつく。 薫「信じますか?」 ライル「どちらにしても君自身が証明してるんじゃないのか?」 ライルさんはニヤリと笑う。とても黒い笑みだった。 薫(怖いなぁ…) ライル「これからどうするんだい?」 薫「特に何も考えて無いです。」 ライル「できるだけ協力するよ。」 ライルさんはとてもありがたい事を言ってくれた。 薫「でしたら二つお願いがあります。」 ライル「二つ?」 首を傾げながら尋ねてきた。 薫「一つ目は弓を教えて頂く事。もう一つは野菜とかを交換できないでしょうか?」 前々から考えていた事を話してみる。弓は前から練習していたが一人だと全然上達しなかったから。野菜類は作るのに時間がかかるからだった。
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