第一章

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ゲイルラントの政治形態は 『絶対王政』…… つまり 『国王の決定は 全てに優先される』 これが 優秀な善王ならば 国家は大いに繁栄するだろう だが 残念な事に 現国王は 愚王で『悪』だ その代表的な例として あげられるのは… 国家をあげての 『人体実験』だろう 王族、貴族達は 公然と 占領下の領民達を 自分達の領地内の 研究施設に連れ込んで 思い思いの実験を繰り返す… 暗殺者の養成施設から 新魔法開発施設… その実験台 さらには 薬物などを使った 人体の強化施設まで 存在する それを 罰する者など存在しない どいつもこいつも 腐ってやがる
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