第五話

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 「しかし今はアリスのとこ  ろへは行かせないよ」  「何故ですか!」  「白ウサギ、君がいない間  、私は寂しくてたまらなか  ったんだよ?代わりの白ウ  サギはつまらなく退屈だっ  たんだ。私は君という白ウ  サギとのの時間を埋めたい  だけだよ。行くと言うなれ  ば私は容赦しないよ」  「わ、かりました。分かり  ましたからその鎌を収めて  下さい!」  「分かったなら宜しい」  女王陛下は首にかけていた  鎌を収めた。少し残念そう  に。  
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