第二話

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 アリスとのお茶会はいつも  の事となった。アリスは紅  茶と甘いお菓子が好き。自  分で作っては僕とダイナに  振る舞う。ダイナが食べる  ことは少ないが毎度テーブ  ルの上に堂々と寝そべって  いる。  最近ではダイナと喋るよう  なった。  「ハクト、アリスが呼んで  いるよ」  「ダイナ」  「不思議の国の事を考える  より今現在を楽しんだ方が  利口だと思わないかい?」  「わかってるよ、チェシャ  猫」  
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