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『ごちそーさん』
俺はお粥を綺麗に食べた。
もう身体に怠さは感じずいつもの感じに戻っていた。俺は立ち上がりお粥が入っていたおぼんをキッチンに持っていく。
部屋には軽く料理ができるように小さなキッチンが完備されている。
『はぁ…なんかベトベトするな』
さっきまで熱があったからか?
寝てるとき汗かきまくったのかな…?
俺はクローゼットからTシャツを取り出した。すると部屋のドアが“コンコン”となる。俺はドアを開けるためにドアに近づきゆっくりと開けた。
「よっ」
『……純輝…』
部屋のドアを叩いたのは純輝だった。
「熱は大丈夫か?」
『んー、まあな』
純輝はズカズカと俺の部屋の中に入ってくる。俺は呆れ気味で見れば部屋のドアを閉めてソファーに座った。
『なんかもう大丈夫だ』
「お前は野蛮人だな」
『……む。なんでだよ…』
野蛮人なんて失礼なやつだっ
つーか、なんで俺が野蛮人なんだよ!
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