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『……しら、き…』
「…お前身体は大丈夫なのか」
「…んんっ!んー」
『…え、うん。って、純輝ごめっ』
俺は純輝を押し潰しており純輝は俺の胸を叩いてきた。
俺は押し潰していることにやっと気がつき純輝の上から離れた。
「もう大丈夫ならよかった。ほら今日の課題だ」
白樹は俺にプリントを渡してきた。
丁寧に教科別に分けられていた。
『……あり、がとう…』
純輝から恋と言われ白樹の顔が真っ直ぐに見れない。
俺は…白樹が好きなんだ……
考えただけで顔が赤くなってしまった。
それに気づいた純輝がニヤニヤしながらこちらを見てくる。
そして…
「なら俺は部屋に戻るわ、せんせーに看病してもらえよ」
などとほざきながら出て行った。
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