1103人が本棚に入れています
本棚に追加
『…はあ、疲れた』
俺は寮までの道のりをゆっくりと歩く。
そしてふと考える。
何で白樹は俺にだけ厳しいんだ。
俺の他にも授業に出てない奴はいる。
まあ、俺以上じゃないけど…。
だけど俺にだけ異常に厳しい。
何をやっても冷たい目で見られる。
前まではそんな事気にしてはいなかった。
だが、今は気になって仕方がない。
俺にだけ?
そんなに俺が嫌いなのか?
毎日こーゆう事を考える。
ものいっそ嫌われてほって置いてほしい。
でも白樹はたまーにだが優しくしてくれる。
それがあるから勘違いしてしまう。
嫌われてないのか?ってね…
『……はぁ』
何度目か分からないため息が漏れる。
もう考えるの辞めよ…
俺はいつの間にか寮に着き部屋に向かった。
.
最初のコメントを投稿しよう!