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夢を追い掛けるなんて、そんな大きな話じゃない。 ただ、詰め込んだ夢を打ち上げたかっただけなんだ。 この街には、そんな空がなかったから。 ビルとビルの間に見えるあの紅い空目指して、人、車、、全部越えて、走ってみたくなった。 震える着信、電源を切った。わかるんだ、気持ちは。 でもごめん、今は走らせて。 なんか、君にはとても悪いかも。 何も言わないで駈け出してきちゃったから。 世界の終わりが今訪れたとしたら、全部ほっぽって二人永遠に一緒なのにね? like a Fire Flower あの空に浮かぶ花火の様に、僕は消えちゃうかも知れない。 そうなったら、たぶん君は泣いてくれると思う。。 でも、それは僕も悲しいんだよ? だから「最初から君を好きにならなきゃよかった」なんて言ったけど、、 あれ、嘘だよ。信じてる?
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