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掴みかける、夢を。 空に舞って行く、夢を。 一発一発が、太陽みたいに空を照らすけど、それはやっぱりすぐに消えていく。。 何故、、何故こんなにも胸が高鳴るんだろう、、。 暑い夏の夜、、いつもなら蝉が命を削るように鳴いている。 でも今は、僕には、爆音と鮮やかな閃光しか入ってこないよ。 君は、何をしてるかな? クラクションで溢れそうな、ビルで狭まれた道を、歩いているのかな? 待ってて、、お願いだ。 自分から行ってなんだけど、待ってて。 頑張って、頑張って、、掴んでみせるから、もう少し―――
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