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何処まで来たんだろう。
それは僕には分からない。何故なら、ただ夢を追い掛けただけ。行き先なんてないから。
こんなにも空が広い。
ビルがない。
夕焼けに染まるこの空、僕が探していた空だ。
嬉しい。。。でも、違う。
素直に喜べない。笑えない。
ビルはない。車もない。何も無い。
僕が描いていた、理想とは違っていた。
着信履歴、、37件。
鼻の奥がつんとした。
君は、、君は、、、、。
涙が滴れた。
それは真っ赤な空を映して、僕は目に火を灯したように泣いた。
僕らの世界。僕らだけの世界。
その始まりが、あの日の口付けだとしたら、たぶん、あの空に浮かんでるのは、僕らが流した奇蹟なのかも知れないね。
Like a Fire Flower
君にまで届くように、、君が見つけやすいように、僕の夢を打ち上げてみるよ。
雷鳴の如く、音を立てて。
「最初から君を好きにならなきゃよかった」なんて、信じてないね。
信じてたら、、電話なんてくれないよね?
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